ゆないてっどじろーず

140字以上のチラシの裏置き場です

KATOの14系さくらを「いなば/紀伊」もどきにする話

ご無沙汰してます。じろーです。
今回は久しぶりに模型の話でもしようと思います。

さて、先日こんなものを買いました。

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KATOの14系さくら(国鉄仕様)です。さくらとしては勿論の事、70年代の14系使用列車であれば割となんでもできる優れものです。具体的には「みずほ」や「いなば/紀伊*1、「あさかぜ」の一部列車なんかがほぼ組み換え無しでやれるはず。

 

が、この製品にデフォで収録されてるテールサインは「さくら」と「みずほ」がそれぞれ文字のみ・絵入りの計4つのみ。「いなば/紀伊」や「あさかぜ」はやれないワケです。

そもそもなんで僕がこれを買ったかと言えば「いなば/紀伊」がやりたいからなので、このままでは非常に困ってしまいます。
どうにかできないかしら…とあれこれ調べていたらこんなものが。

www.katomodels.com

HCKブランドから出てるコイツ、これにバッチリいなば/紀伊が収録されてるじゃありませんか。じゃあこれを使えば一件落着…

 

 

 

…だったらこんな記事書いてないんですよね。

というのも、調べてるうちに「さくら」としても使えるようにしておきたいな~という雑念が湧いてきたんですが、このトレインマークを使うと「さくら」⇔「いなば/紀伊」の切り替え時にテールライト部分の分解が必要になるんですよね。出先でサクッと替えられないのは不便極まりない。
どうにかできないかしら…とあれこれ調べていたら(2回目)、この問題をうまいこと解決できそうな手段が見つかったので早速作業していこうと思います。

 

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てなわけでまずは分解。絵入りマークもKATOご自慢の印刷技術でキッチリ再現されてて見とれちゃいますね。そしてこれを…

 

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嗚呼…列車名称表示器完全抹消完了…

ペイントリムーバーを綿棒に浸して豪快に消し去ります。多分どこのヤツを使ってもいいと思いますが、ぼくはGSIクレオスの瓶のヤツを使いました。

で、綺麗さっぱり消し飛ばしたトレインマークをどうするのかといいますと…

 

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ペンギンモデルのこれを使います。左側最上段が「さくら」「みずほ」「いなば」「紀伊」が全部収録された最高の組み合わせなのでこれをそのまま使います。時代設定的に絵入りHMは要らないしね。
1コマずつ切り刻んでキミだけの最強のトレインマークを作るのもまた一興。

 

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貼るとこんな感じ。良い。

 

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組み直したのがこちら。左が施行後、右が未施工。
並べてから気づいたんですが、KATOデフォルトの「さくら」のフォントはちょっと横長すぎるような気がしますね。ペンギンモデル製の方がシュッとしていて綺麗にまとまっている印象を受けます。加えて、部品の上から白地のステッカーを貼っているので、テールサインの存在感が気持ち増したように思えます。

 

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スマホで撮るとどうにも白飛びしちゃってアレなんですが、ステッカーを貼った後でもちゃんと光を通してくれます。

 

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いなば/紀伊もご覧の通り。

 

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いなば/紀伊の牽引機である浜松区のゴハチに牽かせて1枚。シブい。

ちなみに今回側面幕は面倒なのでいじってません。側面幕ステッカーもペンギンモデルから出てるっぽいので、完全にいなば/紀伊にしちゃうぞって人は使ってみればよろしいかと思います。

 

それでは今回はこの辺で。また気が向いたらなんか書きます。

*1:「いなば」廃止後は「出雲/紀伊