新型のアレに感染した話
こんばんは、じろーです。
新型コロナが猛威を振るうようになってからだいたい2年半、この頃は身近なところでも感染報告を聞くようになってきたな～…とか呑気なことを思ってたんですけど、
とうとう本人も罹っちゃいました。
てなわけで今回は実際に新型コロナに罹ってみた感想です。
で、一応本題に入る前にごくごく簡略化したパーソナルデータを書いておこうと思います。
年齢：２４さい
性別：男
基礎疾患：デブのヤニカス
ワクチン：ファイザー製×2回（2021/11）*1
…書かない方がマシだったかもしれない。
あとまあ、こういうのは個人差あると思うのであんまり鵜呑みにしないでください。
では前置きはこのくらいにして本題へまいりましょう。
・7/23(土)(発症日)
起きたら39.6℃の熱が出ました。部屋に籠って寝ました。以上。
今流行してるやつはまず喉の痛みとか違和感から先に来る、という言説が多くみられ（る気がし）ますが、ぼく個人としては特に前兆らしい前兆はなかったように思います。急に熱だけ出た感じです。バカなので気付いてないだけかもしれませんが…
・7/24(日)
特に薬とかは飲んでないんですが、起きたら37.2℃まで下がってました。日中に土石流みたいな下痢に苦しめられた以外は特に何もないです。熱も上がりませんでした。
・7/25(月)
体温は変わらず37.0～37.2℃。めっちゃ鼻が詰まるようになりました。
昼寝して起きたら36.8℃（平熱）まで下がってました。
ここまでろくすっぽ飯を食べてなかったんですが、夕方に小腹が空いたのでカップラーメンを食べたらにわかに食欲が回復し、追加で惣菜パンを2つ食べました。
ちなみに、今日(8/9)までの間まともに味がした食事はこれが最後でした。
・7/26(火)
完全に平熱。以降は36.5～36.8を行ったり来たりするだけです。鼻詰まりは変わらず。
で、この日の夕飯は3日遅れの土用の丑の日ということで鰻丼だったんですが、この時点で味覚嗅覚が完全に喪失していました。ただ、当時のぼくはこれを鼻詰まりによるものだと誤認していたので、味覚嗅覚がないことに気づくのはもう少し先です。
「せっかくの鰻なのに味しねえでやんの…」と思いながらちびちび食べてたんですが、後で家族に聞いたらなんか鰻が土臭くてクソ不味かったらしいので結果オーライでした。
味覚嗅覚以外はほぼ平常運転に戻ったので、夜はdiscordで通話しながらオールスターゲーム見てました。清宮のサヨナラHR凄かったですね。
・7/27(水)
近所の病院にPCR検査を受けに行きました。
実は日曜日にも行ったんですが、病院のドデカい駐車場が満車で「予約しないとだめぽ」と言われたので退散、その後やっとこさ予約が取れたのがこの日だったというわけです。
この病院には一昨年や去年にも扁桃炎による発熱でなんべんか世話になってるんですが、過去2回とは明らかに混み方が違っていて「流石に増えてんだなあ…」と実感。
検査方法は相変わらず鼻に綿棒を突っ込まれるアレでした。
巷では想像を絶する痛みだとか言われるヤツですが、痛みとしてはインフルエンザの検査と同じくらいです。なので「想像を絶する痛み」ってほどではないけど、想像の範疇でメチャクチャ痛いって感じです。対面で検査受けてた男の子がバチクソ泣き叫んでてちょっと和みました。
夜はオールスターゲーム見ながら味のしないそうめんを啜りました。
・7/28(木)
起きたら検査結果が見られるようになってました。
言うて解熱してから結構経つし、罹ってたとしても下手したらもう陰性なんじゃねーの？と思いつつ検査結果を開くと…
（ここでT.M. Revolution『HOT LIMIT』のイントロが流れる)
陽性たちが夏を刺激してしまいました。7波で未ワクのまま冥土にならなかったのがせめてもの救いか。
味覚なくねぇ？俺
— Jirrow (@3_ro_) 2022年7月28日
あと、鼻詰まりが幾分かマシになっていました。
当時のぼくはここにきてやっと己の味覚嗅覚がないことに気づいたようです。
・7/29(金)～7/31(日)
特記事項なし。平熱で味覚嗅覚がないまま自室に籠る日々。
ぶっちゃけ今回のコロナで一番しんどかったのはここからの期間でした。
というのも、味覚嗅覚はなくても腹は減るのでなんか食わなきゃいけないんですが、何か食ったところで何の味もしないので食べる意欲は湧かないし、でも食わなきゃ腹は減るし…という具合で、端的に言って日々の生活の楽しみが何にもない状態なわけで。
この期間に「痩せられていいね！」って言ってきたヤツ、お前ら全員後で覚えとけよ。
あと土曜日に保健所から電話が来ました。
身長と体重を聞かれたとき、普段は「身長体重どっちも中村剛也と同じです」とか言ってごまかしてるんですが、流石に保健所相手にそれをやるわけにもいかず、自分の口から「100キロです…」って言うのすげえ恥ずかしかったので痩せようと思いました。
…やっぱ味覚ないのは痩せるチャンスだったかもしれません。
・8/1(月)
抗原検査1回目。陰性。
部屋でやることがないのでブルアカのユウカのASMRを買いました。非常に良かったです。
・8/2(火)
抗原検査2回目。陰性。というわけでめでたく社会復帰です。
で、せっかく味覚嗅覚がないのでちょっと試してみたいことがありまして…
山岡家のウルトラ激辛ラーメンを食べにきました。
…まあ、辛味は痛覚なので味覚喪失したところで全く関係なかったです。舌がメチャクチャ痛かった。
あと食後に吸ったタバコが完全に無味だった。メンソールすら感じないとは…
・8/3(水)
前の晩に食った↑のせいで起きたら腹が痛えわケツがヒリヒリするわで死ぬかと思いました。二度と食わん。
この日はバイトが入ってたはず！と思って意気揚々と出勤したら、「3日から出勤できます」と伝えたはずが「3日まで出勤できません」と伝わっていたらしく休みになっていました。絵に描いたような伝言ゲーム失敗っぷりでウケました。というか、これ間違え方が逆だったら危ないところでしたね…
帰りに「何か味がしそうなもん食ってくか…」と思って二郎に行ったんですが、びっくりするほど無味でした。カラメにした汁を啜っても何もわからなかったときは死を覚悟しました。
記憶にある味を頼りに完食。多分おいしかったです。
・8/4(木)
ここまで味のしない飯を食い続けて約1週間。ふと、「食感が好きなものだけ食ってれば味がしなくてもそれなりに満足度の高い食事ができるのでは？」という考えが浮かびました。
そんなわけで所用で大学に行った帰り、新宿でつけ麺を食べました。つるっとした麺が好きなので目論見としてはまぁ成功でしたが、冷静に考えて1000円出して味しない飯食うのはアホくさいなと思いました。
どうでもいいですけど、自宅療養終わった瞬間3日連続でラーメン食ってんの中毒にも程があるだろ…
・8/5(金)
バイト復帰。どうせ味しないし…と思って夕飯は冷やしたぬきうどんと塩むすびにしたんですが、冷やしたぬきうどんの天かすだけなぜかめちゃくちゃ味がしました。
あと、味覚が戻っていない旨をバ先の先輩に話したらぼくの大好物であるエクレアを奢ってくれました。味はしませんでした。
この時点での味覚回復度は5/100くらい。
・8/6(土)
昼にハヤシライス食べたらちょっと味がしました。
その後関西から来たオタクに夕飯に誘われたので餃子を食べにいきました。総じてちょっと味がするくらいだったんですが、パセリだけは通常時と全く変わらん味がしました。
味覚回復度は15/100くらい。
・8/7(日)
特記事項なし。味覚は前日と変わらず。
・8/8(月)
おやつにばかうけ(ごま揚しょうゆ味)を食べたらめちゃくちゃ味がしました。通常時比で7割くらい。他の食べものは通常時の3割～4割程度。味覚回復の兆しが見えてきました。
・8/9(火)(今日)
味覚を失ってから2週間経ちますが、昼食べたカップラーメンは大して味がしなかったので、いつになったら治るんだろうなあ…と暗澹たる思い…
…だったんですが、さっき夕飯を食べたら何を食べても普通に味がするようになってました。急に回復してビビりました。あと嗅覚もいつの間にか7割くらいに戻ってました。
てなわけで全ての症状が消えたのでコロナ感染レビューはこれにて完結です。
味覚嗅覚がないうちにうんこ味のカレーを食っておかなかったのが心残りです。
実際罹ってみると、症状どうのより隔離生活だのなんだのがとにかく面倒臭いので、ただの風邪だろうがなんだろうが今の医療体制のうちは罹らないに越したことはねぇな…と思いました。
あと冒頭にも述べた通りですが、症状とかは本当に個人差があると思うので、仮にご自身が感染した場合でも、こんな記事のことはあんまり参考にしないでください。
おわり。
*1:念のため記しておくが、2回打った後で突如反ワクに目覚めたとかではなく、シンプルに3回目の打ち時を逃したまま現在に至っている
