ゆないてっどじろーず

140字以上のチラシの裏置き場です

KATO クロ157-1を183系に組み込んでみる

こんにちは、じろーです。
今回は模型の話です。

さて、先日とある車両を新たに導入しました。

KATOの157系お召電車セットです。

 


このセットの注目点は何と言っても中間に挟み込まれたクロ157-1でしょう。
那須や須崎の御用邸への移動など、皇族の小旅行に際して運行されるお召列車・御乗用列車の簡素化を目的に製造されたこの車両、須崎といえば伊豆急下田の近くですから当然東海道線を走る機会も少なくなかったはず。ごく僅かな回数ですが葉山にも行ったことがあるみたいですね。
70~80年代の東海道を嗜む身としては持っておきたかった1本です。

さて、そんなクロ157-1ですが、牽引車となる157系一般車が余りにも短命だった*1ため、1980年以降は牽引車が183系1000番台に変更となっています。*2

…というわけで、183系1000番台も買いました。
TOMIXからHG製品も出てますが、クロ157-1を組み込むという大義名分がありますので500億年前に発売されたKATO製品をチョイス。それにKATO旧製品ならそれなりに安いですし…

クロ157と組ませる分には基本セットだけ買えば足りますが、そもそもこいつは157系亡き後の「あまぎ」に充当されていましたので、増結モハユニットと単品サロを追加して10両のあまぎ編成に。丁度欲しい分だけアキバのポポンにあるのがいけない。

前置きがずいぶん長くなりましたが、ここからが本題。
183系にクロ157-1が組み込まれる際、前面の愛称表示器はこのようになっていました。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8b/183royal.JPG
(Wikipediaより引用)

モノクロだとちょっとわかりづらいですが、どうやら車体とほぼ同色のベージュ色の無地幕を掲出して運行していたようです。
これを大まかに再現してみましょうというのが今回の趣旨です。
ついでに自分のやりたい70年代後半~80年代前半の時代設定に合うようにちょっとだけヘッドマークに手を加えていきます。


まずはHMを引っぺがします。写真はボディを外したところです。
図中の青で囲ったあたりを上に持ち上げつつ、赤で囲ったグレーのパーツを前に向かって引き出してやるとライトユニットごと引っこ抜くことができます。


こんな感じ。HMユニットの背後にライトの基板がいますので、こいつをシバいてしまわないように気をつけてください。
HM周りの部品は外れるようにしか外れませんので、ここの説明は省略。

KATOの旧製品トレインマークはこんな具合で、白無地のパーツにマークが印刷されたフィルムを挟み込む構造になっています。
フィルムは端っこの部分で引っかかっているだけなので、これを外してやります。


そして外したフィルムの代わりに使うのがこちら、ペンギンモデルさんのヘッドマークシール(183・189系用1 KATO製品用)。今回はこれの上から4番目のセットを使います。
記事にしようと思い立ったのが作業の真っ最中だったので、既に1両分使った後ですが…

「あまぎ」は1976年に157系から183系に置き換わりましたが、KATO純正だと「あまぎ」のHMはイラスト仕様しかないので、78年10月改正以後の姿しか再現できません。ですが、これを使うことで置き換え直後の姿も再現できます。
たかだか2年ちょっとの期間ですが、ゴーサントウの改正はいろんなものが変わりすぎて改正前後で並べられる車両が全然違うので、この期間を再現できると遊び方の自由度がぐーんと上がるんですわ…

で、今回使うものには左から順に「あまぎ(文字)/あまぎ(イラスト)/踊り子/ウイング踊り子」が収録されているわけですが、ウイング踊り子というのは民営化後に運行された臨時列車なので時代設定的には無くても困りません。


そんなわけで右端の1コマ分を切り落とし、左寄せでHMパーツに貼りつけ、空きコマを1個作ってやります。
後はバラした時の逆再生で組み立ててやればおしまいです。


良い感じになりました。


ちなみにこの作業の副産物として、「あまぎ」のイラストマークの色が実車に近づくというのがあります。
先ほど述べた通り、イラストマークであればKATOからも交換用パーツが出ているわけですが、ちょっと緑色が明るすぎるかな?という印象を受けます。


こっちがKATO純正。一目瞭然です。
実車の画像は各々ググっていただければよろしいかと思いますが、個人的には色味の再現はペンギンモデルに軍配を上げたいところです。
ただ、リバイバル運転のHMはKATOの方がそれっぽいかも。

で、肝心のクロ157-1組み込み時の無表示幕。


そのままだと当然ただの白幕ですが、ライトを点灯させると旧製品特有の電球によってそれっぽい色になってくれます。雰囲気は十分に掴めてるんじゃないでしょうか。
もっともLEDに換装すると通用しなくなる手法なので、その場合はベージュ色のフィルムなりなんなり貼ってやる必要がありますが。
今のところLED化の予定は特にないので、うちの183-1000はこれで行こうと思います。


先ほど紹介した実車画像でお気づきかと思いますが、183の中間にクロ157-1が挟まると車体断面が全然合いません。一応はお召列車のくせして、編成美?なにそれおいしいのとでも言わんばかりの凸凹感がなんともたまらんですね。早う走らせに行きたいものです。

それでは今回はこの辺で。


やんごとねえお人形も併せて買いましたのでそのうちクロに乗せます。

*1:側面窓に1段下降窓を採用したことが祟り、爆速で車体が腐食してしまった

*2:その後1985年に183系1000番台が長野に転出したため、同タイミングで新前橋から転入した185系200番台に再度変更。同時にクロ157-1も185系に合わせたアイボリー地に緑帯の塗装に変更されている