ゆないてっどじろーず

140字以上のチラシの裏置き場です

長野に貸切列車を走らせに行った話

こんにちは、じろーです。

最近コロナだなんだって色々と大変ですね。大学も名前が変わった*1と思いきやGWまで授業がなくなったのでどっか行きたいんですが、こんなご時世にどっか行ったらブチ殺されそうなので、過去の旅行の話をして旅行した気になろうと思います。

さて、先月のことですが、所属する鉄研の春合宿が長野で行われました。
普段の合宿は読んで字のごとく「宿を合わせる」だけ、それ以外は自由行動~って感じなんですが、今回は大学改称前最後の春合宿だし、記念に貸切列車でも走らせるか?という話になりまして。
貸切列車の様子についてはサークルの公式ブログで後輩に丸投げしたので、あくまで今回は貸切の事も含めつつ、その前後の僕の個人的な動きなんかをちまちま書いて行こうと思います。貸切自体の裏話的なものは気が向いたら別記事でやります。多分気が向かない。

 

・初日(3/9)

てなわけで合宿初日から。普段だったら夜行バスで朝には現地入りとか始発で出て鈍行耐久とかやるんですが、今回はゆとりモードなので10時ごろのんびり起きて荷造りをして昼前に家を出ました。12時半に池袋に着き、東口を出てひたすら歩きます。

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今回長野までの足に選んだのは昼行高速バス。長野駅までざっくり5時間、3列独立で2000円はなかなかアド。18きっぷ1日分より安いし速いので、単純に長野まで行くだけなら高速バスの完勝です。寄り道する場合だとまた話は変わってきますが。

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今回のノルマは三芳で達成。こいついつも俺のためにドリップしてんな。

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バスはすこぶる快調に関越道と上信越道を飛ばしていきます。これと言った渋滞などもなく、終点の長野駅には17時半過ぎに到着。15分くらい巻いてました。

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長野に着いてまず向かったのは長電の改札前。
腐っても幹事なので、貸切の集合場所の下見などをしていました。翌朝ここに50人以上のおたくが詰め込まれることになります。ソーシャルディスタンスもクソもありません。今だったら多分我らが偉大なる指導者に「密です」と斬り捨てられてしまうことでしょう。

戯言はさておき、集合時間までは時間がありましたが一足先にお宿にチェックイン。展望浴場があるとのことだったので風呂に入っておくことにしました。

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宿は東口側の線路沿いにあったので長野駅が良く見えました。長野の夜景を眺めながら飲み干すコーヒー牛乳は格別…なのかなあ…
ちなみに部屋の窓からもほぼ同じ光景が見られました。鉄オタ的にはVIPルームですね。

全員揃ったところで晩飯タイム。適当に善光寺口の方へ繰り出したものの、14人の大所帯を収容できる店なんて居酒屋くらいしかないわけで。最終的に選ばれたのは…

やっぱお前が大正義なんだよなあ~~~~~!!!!!!!!!!
旅先特有の財布の紐が緩み切った状態でも1000円そこいらで済むので超優秀。

食後は適当に解散し、宿に戻る人たちを横目に二次会へ。
既に長野入りしていて丁度同じくらいのタイミングで夕食を済ませていた他大のオタクと、東京から新幹線で着いたばかりのオタクを拾って適当な飲み屋へ突撃します。

 飯屋探しが得意なオタクの嗅覚に任せて選んだわけですが、ちょうど何かのキャンペーンでデュワーズハイボールがまさかの100円。最高でしょ。

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馬刺しで優勝しました。他の料理もめっちゃ美味かったので神。

初日から心置きなく酔っ払い、宿に戻って泥のように寝落ちしました。

 

・2日目(3/10)

さあ、待ちに待った貸切当日です。
昨晩そこそこ酔っ払って爆睡したくせにキッチリ7時半に起きられました。まぁ幹事が寝坊しちゃシャレにならないので…

参加者の集合時刻は長野駅に9時半と設定したんですが、まぁ早く来る人もいるだろうと思い、9時ごろから待機するつもりで長電の改札前に向かったわけです。

ところがオタクはこちらの予想を軽々超えてきやがります。夜行バス組や徹夜マイカー組は朝早くに着き過ぎてやることがなくなったらしく、ぼくが9時に着いた時点で既に10人以上が長電改札前にたむろしていました。傍から見たら不審者の大群

そんなこんなで9時半にはほとんど集合し、いざホームへ入場。

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我々の乗る列車が入線してきました。3500系のN8編成です。

そして10時5分、団体臨時列車「さよなら首都大号」は定刻で長野を発車。動き出した瞬間ちょっと泣きそうになっちゃいました。

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これは途中の信濃竹原で撮った写真ですが、貫通扉の窓に注目。当日急遽我が儘を言ってヘッドマーク(?)を掲出していただきました。バインダーで紙を挟んだだけですが、やっぱりこういうのがあると貸切感出ていいですよね。

道中特に目立ったアクシデントもなく、11時9分に終点の湯田中に到着。帰りの電車は14時過ぎなので、間の3時間は自由行動です。平日昼の湯田中にオタク50人が解き放たれるオタクの図、端的に言って地獄。

まずは昼食です。僕含む6人は駅から少し歩き、夜間瀬川を渡った先の食堂に入りました。

 

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ソースカツ重¥850也。並盛りでも結構ボリュームあって良いですね。

そして奥の座敷で飯を食っていたら後から8人ほどオタクが入ってきて、店の座席を埋め尽くす大所帯になってしまいました。入ろうとした他のお客さんがドアを開けてそっ閉じする光景を5回くらい見ました。こんなところまで貸し切らなくていいから…

余談ですが、湯田中駅周辺の飲食店はどうも火曜定休の店がそこそこあるらしく、湯田中駅周辺で店を探そうとした人たちは苦労していたようです。そして数少ない営業中の店はどこもオタクまみれだったとか。地獄かよ…と思いつつ、「俺が湯田中の経済を動かしている…!」という謎の感動を味わいました。自惚れにも程がある。

食後は駅の方に戻り、駅前の日帰り入浴施設「楓の湯」で温泉を堪能。風呂から上がると休憩処もオタクで埋め尽くされていました。この日の湯田中は3歩歩けばオタクにぶつかるという感じで、2018年の新潟てっけんサミットを思い出しました。

で、店を出たらまさに順番待ちをしていた@yt_87kが入り口の目の前にいてびっくり。この日の新潟は3歩歩けば鉄オタにぶつかる街でした。

ぼくのなつやすみ ~てっけんサミットin新潟編~ - ゆないてっどじろーず

 当時の俺も同じこと言ってんな。唯一違う点と言えば、今回の湯田中・オタク・パニックの主犯は他ならぬ自分自身ということです。誰かのせいにしたいが自分の顔しか思い浮かばない。

あとこれはマジでどうでもいいんですが、ちょうど僕らが湯田中にいた頃、某鉄道系有名YouTuberとニアミスしていたらしく、後日上がった動画を見たら見事にオタクが晒し上げられていました。まぁ僕は風呂に入ってたんで見てないんですけど…

話が逸れました。温泉でのんびりしてたら帰りの電車の時間が近づいてきました。

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帰りは「おかえり都立大号」として長野へ戻ります。14時24分、定刻で湯田中発。

往路はシンプルに湯田中を目指すだけでしたが、帰りはちょっとしたお楽しみを用意しました。

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それがこちら、須坂での撮影会。現在使っていない屋代線ホーム周辺での撮影なので、保安要員の方の立ち合いの元、線路に降りての撮影を許可していただきました。こういうのが貸切の醍醐味なんだよなあ。
ヘッドマークもしっかり「おかえり都立大」仕様になっています。

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運転士さんのご厚意で幕を回していただきました。朝陽幕や木島幕はシンプルにアツい。

須坂での撮影会も終わり、あとはまっすぐ長野に戻るだけ。16時17分、列車はとうとう長野に到着しました。あっという間の2時間でした。

これにて貸切は終了です。が、このあと18時から任意参加の打ち上げをセッティングしていたので、一旦宿で小休止してから再度駅前に繰り出します。

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このあと打ち上げで散々飲むくせにすでに部屋で飲んでいるダメ人間の図。新潟からの刺客にお使いを頼んで買ってきてもらった酒ですが美味い!!!そして何より安い。コスパ最高の大吟醸なので全人類飲んでください。

部屋でグダグダしてたらいい感じの時間になっていたので会場へ向かいます。やっぱりすでにオタクが屯していました。

kobayashinoujou.com

打ち上げ会場ですが、地酒ドリンクバーとかいうダメ大学生を殺す機械が設置されていて、かつ時間無制限飲み放題という恐ろしくも素晴らしいお店があったのでここに決めました。

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何だかんだで40人近い大所帯になったので2階の宴会場に隔離されました。こんだけオタクばっかりの宴会というのもそんなにないでしょう。圧巻の光景。
そしてやっぱり我らが偉大なる指導者には「密です」と叩っ斬られそうな光景。

打ち上げはね、もうね、地獄でした。色々と。
とりあえず、皆さん飲み過ぎには気を付けてくださいね…とだけ言っておきます。

ぼくは出禁を覚悟していたので、「また来てください」と言っていただいた時には寿命が30年伸びるような思いをしました。長野来たら毎回来ます…

まあでもちゃんと楽しかったのでオールオッケーです。もう一度やりたいぜ。できれば幹事ではなくただの参加者として臨みたい。

 

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オタクと共に近くのラーメン屋に入って〆…のつもりが、不完全燃焼だったのでウーロンハイを頼んでしまいました。結果としてラーメン屋を出た時が一番酔っ払っていた気がする。

食後は宿に戻って前日以上に泥のように爆睡しました。

 

・3日目(3/11)

なんだかんだ7時半には起きられるの才能でしょ。昨晩宿に戻ったら既に大浴場が閉まっていたので、ちょっと早起きして朝風呂を満喫しました。

この日の午前中は軽く長野観光をすることにしました。オタクと合流して近くの松屋で朝食を食べ、長野駅のロッカーに荷物を置いて少し歩きます。

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というわけでやってきたのは善光寺

おみくじ引いたら末吉でヴォイ泣きしました。

 

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参道で甘酒ソフトを食べました。こういうところは美味そうな甘いものがいっぱいあって非常によろしくない。

バスに乗って駅に戻り、次なる目的地へ…と、その前に。

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駅そばを食べました。生そばがあったのでちょっと奮発してしまった。おいしい。

ここから篠ノ井線に揺られ、やってきたのは…

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もはや説明不要!日本三大車窓の一つ、姨捨駅です。

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駅から少し歩いたところの撮影地へ。野辺山工臨返空が来るらしかったので撮りに来たんですが、本番は曇って死にました。

気を取り直して篠ノ井駅へ移動。次のお目当ては…

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しなの鉄道115系です。しばらく安泰かな~と思っていたら置き換えが発表されたので撮れるうちに撮っておかねば。

長野駅に戻り、志賀高原方面にスキーに行っていたオタクの車に拾ってもらい、長野IC近くのスーパー銭湯に行くことにしました。

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この旅で4本目くらいのコーヒー牛乳。うめえ…

そして長野最後の晩餐は…

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長野のローカルチェーン、あっぷるぐりむの旨ハンバーグ270g!
メニューに躍る「ライスおかわり無料」の文字につられてアホみたいな量の米を食いました。

腹ごしらえも終えたところで帰宅開始。長野ICから上信越道をかっ飛ばします。

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途中何故か神奈中バスと並走しました。新車の回送かな?

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そして帰りのノルマは東部湯の丸で達成。カメラが壊れているのか、なぜか映像がモノクロでした。

後は特に寄り道もせず、0時前に池袋に到着。神奈川や都内の各方面に帰るオタクと別れ、川越まで乗せてもらって1時ごろ自宅着。かくして長野旅行は無事に終わりました。

最後になりますが、貸切列車を運行していただいた長野電鉄様、そしてご参加いただいたオタク諸君、どうもありがとうございました。

おわり。

 

*1:首都大学東京は4月1日から東京都立大学に名称が変わりました